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連合調べ 企業がAIを用いて選考を実施することに対する印象 「よい印象」29.4%、「よくない印象」27.1%
2026年5月21日 ネットエイジア株式会社
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プレスリリース提供元:ValuePress!

日本労働組合総連合会(略称:連合、所在地:東京都千代田区、会長:芳野 友子)は、採用選考における就職差別の実態を把握するため、2023年の調査(※)に続き3回目となる「就職差別に関する調査」を2026年4月10日~4月15日の6日間でインターネットリサーチにより実施し、最近3年以内に就職のための採用試験(新卒採用試験、または中途採用試験)を受けた、全国の15歳~29歳の男女1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)※前回(2023年)の調査は「就職差別に関する調査2023」として2023年5月31日に発表。



[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM5OTAwIzM3NDU0MyMzNzQ1NDNfZGQyYzZkNDUxMzlkNGY3MGQwYTNiNzgzNjAwNTQzYTkucG5n.png ]

≪採用試験の応募について≫
◆「採用試験に際し、会社独自の履歴書を提出するように求められた」大卒者の54.8%
◆「採用試験に際し、戸籍謄(抄)本の提出を求められた」39.1%、前回調査から8.3ポイント上昇
◆「内定が出る前に健康診断書の提出や応募した会社が手配した健康診断の受診を求められた」42.1%

採用選考にあたっては、応募者の人権を尊重すること、応募者の適性や能力を基準として行うことが原則とされており、適性や能力と関係がないことを採用基準とすると、就職差別につながるおそれがあります。
適性や能力を基準とした採用選考を行うために、応募用紙については、中学校卒の採用試験の場合は《職業相談票(乙)》、高等学校卒の採用試験の場合は《全国高等学校統一用紙》を使用するよう定められています。
最終学歴が中学校の人(37名)に、採用試験に際し、《職業相談票(乙)》ではない応募用紙を提出するように求められたことがあるか聞いたところ、「ある」は51.4%(2023年58.1%)、「ない」は48.6%(2023年41.9%)と、提出が求められるケースは減少しているものの半数を超える結果となりました。
最終学歴が高等学校の人(248名)に、採用試験に際し、《全国高等学校統一用紙》ではない応募用紙を提出するように求められたことがあるか聞いたところ、「ある」は47.2%(2019年32.2%、2023年46.7%)、「ない」は52.8%(2019年67.8%、2023年53.3%)と、前回調査と同じ水準で推移しました。

大学卒や専門学校卒などの採用試験の場合は、大学などから指定された履歴書や《厚生労働省履歴書様式例》に則った履歴書を使用することが推奨されており、事業主が独自に応募用紙やエントリーシートの項目・様式を設定する場合は、適性や能力に関係のない事項を含めないよう留意するべきとされています。
最終学歴が四年制大学・大学院・専門学校・短期大学の人(709名)に、採用試験に際し、大学などから指定された履歴書や《厚生労働省履歴書様式例》に則らない会社独自の履歴書を提出するように求められたことがあるか聞いたところ、最終学歴が専門学校・短期大学の人(129名)では「ある」は48.1%(2019年27.9%、2023年41.6%)、「ない」は51.9%(2019年72.1%、2023年58.4%)、最終学歴が四年制大学・大学院の人(580名)では「ある」は54.8%(2019年62.6%、2023年54.4%)、「ない」は45.2%(2019年37.4%、2023年45.6%)と、最終学歴が専門学校・短期大学の人で「ある」が5ポイント以上上昇しました。

職業安定法では、社会的差別の原因となるおそれのある個人情報などの収集が原則として禁止されており、採用選考時に戸籍謄(抄)本の提出を求めることや、合理的な理由なく一律的に健康診断書の提出を求めたり健康診断を実施したりすることは認められていません。
全回答者(1,000名)に、採用選考過程において、《戸籍謄(抄)本の提出を求められたこと》の有無について聞いたところ、「ある」は39.1%(2019年19.4%、2023年30.8%)、「ない」は60.9%(2019年80.6%、2023年69.2%)となり、「ある」は8.3ポイントの上昇となりました。最終学歴別にみると、最終学歴が中学校の人では「ある」が54.1%と半数を超えました。
また、《内定が出る前に健康診断書の提出や応募した会社が手配した健康診断の受診を求められたこと》では、「ある」は42.1%(2019年48.6%、2023年52.0%)、「ない」は57.9%(2019年51.4%、2023年48.0%)と、「ある」は9.9ポイントの下降となりました。最終学歴別にみると、最終学歴が中学校の人では「ある」が62.2%と、突出して高くなりました。
ルールを順守せずに応募者に対し書類の提出や健康診断の受診を求めるケースは最終学歴が中学校の人で目立っており、特に中卒者の採用において、採用側の意識の改善が必要であることがうかがえます。

◆応募書類やエントリーシートで記入を求められたことがあるもの
 「性別」74.2%、「本籍地や出生地に関すること」45.6%、「家族に関すること」38.6%、「生活環境・家庭環境などに関すること」28.3%、「尊敬する人物に関すること」28.1%、「労働組合に関する情報、学生運動など社会運動に関すること」25.1%、
 「住宅状況に関すること」「支持政党に関すること」「宗教に関すること」は前回調査から7ポイント以上上昇

全回答者(1,000名)に、採用試験に際し、応募書類やエントリーシート(インターネットの応募画面での入力を含む)で記入を求められた内容について聞きました。
記入を求められた人の割合をみると、「性別」(74.2%)が突出して高くなり、「本籍地や出生地に関すること」(45.6%)、「家族に関すること(職業、続柄、健康、病歴、地位、学歴、収入、資産など)」(38.6%)、「生活環境・家庭環境などに関すること」(28.3%)が続きました。
そのほか、「尊敬する人物に関すること」(28.1%)や「人生観、生活信条に関すること」(25.5%)、「労働組合に関する情報(加入状況や活動歴など)、学生運動など社会運動に関すること」(25.1%)、「思想に関すること」(22.4%)はいずれも2割台となりました。これらは応募者個人の思想を推し量ることができるものであり、記入を求めることは適切ではないにもかかわらず記入を求められたケースは少なくないようです。
最終学歴別にみると、最終学歴が中学校の人では「性別」を除いたすべての項目で全体より10ポイント以上高い結果となりました。

前回の調査結果と比較すると、割合が下降したのは「性別」(2023年80.5%、2026年74.2%)のみで、他の項目ではすべて上昇する結果となりました。なかでも、「住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近郊の施設など)」(2023年17.5%、2026年26.0%)は8.5ポイントの上昇、「支持政党に関すること」(2023年9.9%、2026年17.3%)は7.4ポイントの上昇、「宗教に関すること」(2023年9.0%、2026年16.1%)は7.1ポイントの上昇となり、上昇幅が大きくなりました。

≪採用試験の面接について≫
◆採用試験の面接で質問されたことがあるもの
 「転勤ができるかどうか」41.7%、「残業や休日出勤ができるかどうか」39.2%、「家族に関すること」36.9%、「結婚後や出産後の継続就労希望の有無」22.7%、「結婚の予定」19.9%、
 「性自認への違和感の有無」「性的指向の確認」は前回調査から7ポイント以上上昇

全回答者(1,000名)に、採用試験の面接で質問されたことがあるものを聞きました。
質問されたことがある人の割合をみると、「転勤ができるかどうか」(41.7%)が最も高くなり、「残業や休日出勤ができるかどうか」(39.2%)、「家族に関すること(職業、続柄、健康、病歴、地位、学歴、収入、資産など)」(36.9%)、「本籍地や出生地に関すること」(35.4%)が続きました。転勤や所定外の労働の可否といった就業に関することのほか、家族のことや本籍地・出生地といった私的な事柄を深掘るような質問を受けたケースが多いようです。以降、「性別」(32.9%)や「尊敬する人物に関すること」(30.2%)が3割台で続いたほか、「結婚後や出産後の継続就労希望の有無」(22.7%)や「結婚の予定」(19.9%)といった結婚・出産に関すること、「性的指向の確認」(16.1%)や「性自認への違和感の有無」(15.4%)といった性に関することも少なくない結果となりました。
最終学歴別にみると、最終学歴が中学校の人ではすべての項目で全体より5ポイント以上高くなりました。いずれの項目も応募者の適性や能力と関係のないものであり、面接で質問することは望ましくありません。そうであるにもかかわらず、中卒者の採用面接において適切でない質問が多く行われている実態が明らかとなりました。

前回の調査結果と比較すると、多くの項目で上昇傾向がみられ、「性自認への違和感の有無」(2023年7.6%、2026年15.4%)は7.8ポイントの上昇、「性的指向の確認」(2023年8.9%、2026年16.1%)は7.2ポイントの上昇、「住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近郊の施設など)」(2023年16.2%、2026年23.4%)は7.2ポイントの上昇、「本籍地や出生地に関すること」(2023年28.3%、2026年35.4%)は7.1ポイントの上昇となり、上昇幅が大きくなりました。

提示した事項のいずれかについて面接で質問をされた人(787名)に、質問をされた面接は、どのような形式での面接だったか聞いたところ、「対面」(77.5%)が突出して高くなり、「WEB」が34.6%で続きました。

◆面接官が聞いてはいけないと思うもの
 「宗教に関すること」48.4%、「支持政党に関すること」45.7%、「思想に関すること」38.2%、「家族に関すること」35.1%、「住宅状況に関すること」32.4%、「労働組合に関する情報、学生運動など社会運動に関すること」32.0%
◆“面接官が聞いてはいけない質問”についてどのように知った?
 1位「HPやSNSで見た」2位「学校で教えてもらった」、
 「HPやSNSで見た」は前回調査から7.0ポイント上昇

全回答者(1,000名)に、複数の内容を提示し、面接官が面接で聞いてはいけない質問だと思うものを聞いたところ、「宗教に関すること」(48.4%)が最も高くなり、「支持政党に関すること」(45.7%)、「思想に関すること」(38.2%)が続きました。宗教や支持政党、思想といった応募者個人の思想を推し量りうるようなことを面接官が質問するのは望ましくないと考えている人が多いようです。以降、「家族に関すること(職業、続柄、健康、病歴、地位、学歴、収入、資産など)」(35.1%)、「住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近郊の施設など)」(32.4%)、「労働組合に関する情報(加入状況や活動歴など)、学生運動など社会運動に関すること」(32.0%)、「生活環境・家庭環境などに関すること」(28.8%)が続きました。他方、「性別」(19.1%)や「尊敬する人物に関すること」(15.8%)は2割未満にとどまりました。

面接官が面接で聞いてはいけない質問を1つでも知っていた人(850名)に、面接官が面接で聞いてはいけない質問のことをどのようにして知ったか聞いたところ、「HPやSNSで見た」(34.5%)が最も高くなり、「学校で教えてもらった」(24.6%)、「友人・知人に教えてもらった」「テレビで観た」(いずれも21.1%)、「家庭(親や兄弟など)で教えてもらった」(18.6%)が続きました。
前回の調査結果と比較すると、「HPやSNSで見た」は2023年27.5%→2026年34.5%と7.0ポイントの上昇となりました。採用面接では、差別につながるような応募者の個人情報を収集することは原則として認められていません。そのような情報について、SNSを含むインターネットで見聞きしている人が増えているようです。

◆「採用試験の面接で、不適切だと思う質問や発言をされた」18.0%
 面接官による不適切発言の内容 「自分の恋愛タイプを聞かれた」「体型やメイクについて言及された」など

全回答者(1,000名)に、採用試験の面接で、不適切だと思う質問や発言をされたことがあるか聞いたところ、「ある」は18.0%、「ない」は82.0%となりました。

採用試験の面接で不適切だと思う質問や発言をされたことがある人(180名)に、どのような内容だったか聞いたところ、女性では「結婚について根掘り葉掘り聞かれた」や「体型やメイクについて言及された」、「親の職業を聞かれた」、「これまでの学歴、経歴を否定されるような発言をされた」、男性では「自分の恋愛タイプを聞かれた」や「顔が営業向きではないと言われた」、「親の年収を聞かれた」、「『本気で取り組んでいますか?』と言われて不快だった」といった、プライベートに関する質問や容姿に関する発言、学歴や意欲に関して一方的に決めつけるような発言をされたケースがみられました。

≪就職活動全般について≫
◆応募書類・エントリーシートの提出や採用面接において、知られたくない・企業に示す必要がないと思うこと
 1位「他社の選考状況」2位「趣味・特技」3位「学校生活・学生生活に関すること」、
 最終学歴が中学校の人では「趣味・特技」と「自身の強み・弱み」が高い傾向

全回答者(1,000名)に、応募書類・エントリーシートの提出や採用面接において、知られたくないあるいは企業に示す必要がないと思うことを聞いたところ、「他社の選考状況」(35.0%)が特に高くなり、「趣味・特技」(16.1%)、「学校生活・学生生活に関すること」(15.6%)、「顔写真」(14.7%)、「自己PR」(13.2%)が続きました。
最終学歴別にみると、最終学歴が中学校の人では「趣味・特技」(32.4%)と「自身の強み・弱み」(27.0%)が全体と比べて10ポイント以上高くなりました。

◆「就職活動をしていて“学歴フィルター”を感じたことがある」44.3%、
 最終学歴が中学校の人と高等学校の人では前回調査から8ポイント以上上昇

事業者が、応募者を出身学校名によって振り分け、採用選考の対象とするかどうか決めることは“学歴フィルター”と呼ばれており、たとえば特定の大学の学生しか説明会やセミナーに参加できないといったことがあてはまります。
全回答者(1,000名)に、就職活動をしていて、いわゆる“学歴フィルター”を感じたことがあるか聞いたところ、「ある」は44.3%、「ない」は55.7%となりました。
最終学歴別にみると、「ある」と回答した人の割合は、最終学歴が中学校の人では54.1%と半数を超えました。また、最終学歴が高等学校の人では42.3%、専門学校・短期大学の人では41.1%、四年制大学・大学院の人では45.5%となりました。
前回の調査結果と比較すると、学歴フィルターを感じたことがある人の割合は、全体では3.9ポイントの上昇(2023年40.4%、2026年44.3%)、最終学歴が中学校の人では8.9ポイントの上昇(2023年45.2%、2026年54.1%)、高等学校の人では8.7ポイントの上昇(2023年33.6%、2026年42.3%)、専門学校・短期大学の人では4.5ポイントの上昇(2023年36.6%、2026年41.1%)、四年制大学・大学院の人では1.6ポイントの上昇(2023年43.9%、2026年45.5%)となり、いずれの層でも上昇する結果となりました。就職活動中に選考において学校名でふるいにかけられていると感じる人は増えているようです。

◆「就職活動をしていて“男女差別”を感じたことがある」男性では37.4%、前回調査から7.3ポイント上昇

全回答者(1,000名)に、就職活動をしていて、いわゆる“男女差別”を感じたことはあるか聞いたところ、「ある」は36.0%、「ない」は64.0%となりました。
男女別にみると、「ある」と回答した人の割合は、男性では37.4%と、前回調査(30.1%)から7.3ポイント上昇しました。
最終学歴別にみると、「ある」と回答した人の割合は、最終学歴が中学校の人では67.6%と突出して高くなり、前回調査(41.9%)から25.7ポイントの上昇となりました。

就職活動をしていて男女差別を感じたことがある人(360名)に、就職活動をしていて感じた男女差別の内容を聞いたところ、「男女で採用職種が異なっていた(男性は総合職、女性は一般職など)」(39.2%)が最も高くなり、「採用予定人数が男女で異なっていた」(34.4%)、「男性のみ、または女性のみの募集だった」(30.3%)、「男女で年齢制限が異なっていた」(25.6%)、「男女で制限条件が異なっていた(婚姻の有無や自宅通勤者限定など)」(24.7%)でした。

◆「“AI面接”を受けたことがある」20.6%
◆企業がAIを用いて選考を実施することに対する印象 「よい印象」29.4%、「よくない印象」27.1%

近年、企業がAI(人工知能)を活用して採用業務を行う“AI採用試験”が実施されるケースがあります。
全回答者(1,000名)に、企業がAIを用いて実施する“AI面接”を受けたことがあるか聞いたところ、「受けたことがある」は20.6%、「受けたことはない」は67.9%、「わからない」は11.5%でした。

企業がAIを用いて選考を実施することに対する印象を聞いたところ、「非常によい印象」が8.4%、「ややよい印象」が21.0%で、合計した『よい印象(計)』は29.4%、「非常によくない印象」が6.0%、「ややよくない印象」が21.1%で、合計した『よくない印象(計)』は27.1%となりました。また、「どちらともいえない」は43.5%でした。
男女別にみると、男性では『よい印象(計)』と回答した人の割合が36.0%と、女性(23.0%)と比べて13.0ポイント高くなりました。

◆企業がAIを用いて選考を実施することに対する印象の理由
 よい印象を持っている人では「対面しないことにより、緊張感がなく普段の自分を見せられる」「企業の人事だけでは対応できない人数を見られる」「先進技術を活用している」、
 よくない印象を持っている人では「人対人の面接のほうが、思いや熱量が伝わりやすいと思う」「AIのバイアスが心配」「現在のAIの精度が十分なものだという保証がない」など

企業がAIを用いて選考を実施することに対する印象について、回答の理由を聞きました。
よい印象を持っている人の回答をみると、「対面しないことにより、緊張感がなく普段の自分を見せられる」といった心理的影響や、「人間と違って個人的な感情を持たない」、「選定する基準がわかりやすい」といった選考基準、「企業の人事だけでは対応できない人数を見られる」、「先進技術を活用している」といった効率や技術面に関する回答がみられました。
よいともよくないともいえない人の回答をみると、「実際に経験がないのでわからない」、「成長途上の分野でまだどうなるかわからない」、「どこまでAIに頼った面接を行うのか不明」といった不明点の多さに関する回答や、「面接の効率化と信頼性の面で一長一短だと思う」といった回答がみられました。
よくない印象を持っている人の回答をみると、「人対人の面接のほうが、思いや熱量が伝わりやすいと思う」、「実際に一緒に働く人達との交流がないと意味がない」といった人間同士で直接会話することのメリットや、「AIのバイアスが心配」、「現在のAIの精度が十分なものだという保証がない」といったAIの技術的な問題に関する回答がみられました。

◆「企業がAIを用いて実施する選考が、公平な評価につながると思う」39.5%
 公平な評価につながると思う理由 「人間の独断がない」「人間よりも合理的な判断をしそう」など、
 公平な評価につながらないと思う理由 「能力だけを評価して、内にある人間性がわからない」など

全回答者(1,000名)に、企業がAIを用いて実施する選考が、公平な評価につながると思うか聞いたところ、「非常につながると思う」が10.3%、「ややつながると思う」が29.2%で、合計した『つながると思う(計)』は39.5%、「全くつながらないと思う」が4.6%、「あまりつながらないと思う」が15.4%で、合計した『つながらないと思う(計)』は20.0%となりました。また、「どちらともいえない」は40.5%でした。
男女別にみると、男性では『つながると思う(計)』と回答した人の割合が44.0%と、女性(35.5%)と比べて8.5ポイント高くなりました。
 
企業がAIを用いて実施する選考が、公平な評価につながると思うかについて、回答の理由を聞きました。
つながると思う人の回答をみると、「人間の独断がない」、「人間よりも合理的な判断をしそう」といった恣意性の低さに関する回答がみられました。
つながらないと思う人の回答をみると、「能力だけを評価して、内にある人間性がわからない」といった評価の偏りや、「現在の技術だとそこまでは無理だと思う」といったAIの技術的問題、「OBや他の就活生などから試験問題を事前に入手したら差が生まれそう」といった運用面に関する回答がみられました。

◆「採用選考過程において、企業からSNSアカウントを調査する旨の通知を受けたことがある」20.8%、前回調査から9.1ポイント上昇
◆「採用選考過程において、企業からSNSアカウントを調査されたことがある」21.8%、前回調査から11.1ポイント上昇

近年、企業が求職者個人の匿名のSNSアカウントを調査する、いわゆる“SNS裏アカ調査”というものがあります。採用の自由の一環として、応募者について知るためにSNSアカウントを調査する企業が、コロナ禍でのWEB面接の導入を機に見られるようになりました。しかし、身元調査にもなりうることから、新たな就職差別につながるおそれもあります。
全回答者(1,000名)に、採用選考過程において、企業からSNSアカウントを調査する旨の通知を受けたことがあるか聞いたところ、「ある」は20.8%、「ない」は67.0%、「わからない」は12.2%となりました。
前回の調査結果と比較すると、「ある」と回答した人の割合は9.1ポイント上昇(2023年11.7%、2026年20.8%)しました。
 
また、採用選考過程において、企業からSNSアカウントを調査されたことがあるか聞いたところ、「ある」は21.8%、「ない」は63.3%、「わからない」は14.9%となりました。
企業からSNSアカウントを調査する旨の通知を受けたことがある人(208名)についてみると、「ある」は77.4%となりました。
前回の調査結果と比較すると、「ある」と回答した人の割合は、全体では11.1ポイントの上昇(2023年10.7%、2026年21.8%)、事前に通知を受けていた人についても11.6ポイントの上昇(2023年65.8%、2026年77.4%)となっており、SNSアカウントの調査の実施が増えていることが明らかとなりました。

■調査概要■
調査タイトル:就職差別に関する調査2026
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする最近3年以内に就職のための採用試験(新卒採用試験、または中途採用試験)を受けた、全国の15歳~29歳の男女
調査期間:2026年4月10日~4月15日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル
実施機関:ネットエイジア株式会社


提供元:valuepressプレスリリース詳細へ
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