
株式会社ジェイテクトは、誰もがAIを業務アシスタントとして当たり前に活用できる「AIエージェント構想」を発表した。
設計や事務系など部門を問わず、誰もが専門知識不要でAI活用可能に
この構想は、ジェイテクトが第二期中期経営計画で成長戦略・重点施策として掲げる「デジタルモノづくり」の取り組みの一つであり、第1フェーズである「AI活用プラットフォームの構築」と、第2フェーズである「AIエージェントの実装」で構成している。
2027年4月までに第2フェーズの運用環境を整備し、設計や事務系など部門を問わず誰もが専門知識不要でAIを活用し、業務効率向上と画期的なソリューションを提供できる体制を構築していく。
同社は、企画・設計から生産準備・生産までのエンジニアリングチェーンをデジタルでつなぐ「デジタルモノづくり」の実装を進める。
それとともに、営業や調達まで含むバリューチェーンやバックオフィス部門のデータをつなぐ「一気通貫のデジタル流通基盤」を構築し、意思決定の高度化と業務効率の向上の実現を目指す方針だ。
(坂土直隆)