
エゾウィン株式会社は、市街地に出没するクマへの対策を強化し、住民の安全を確保するための、野生鳥獣対策DXソリューション「クマハブ」の提供を開始した。
一枚の地図で共有できる、統合プラットフォーム
このソリューションは、全国で深刻化する市街地でのクマ被害に対し、ハンター、警察、自治体職員など、これまで個別の無線連絡に頼らざるを得なかった関係者全員が、リアルタイムに位置情報や状況を一枚の地図で共有できる統合プラットフォーム。
組織の壁を越えた連携を実現し、迅速かつ安全なクマ対応体制の構築を強力に支援する。
市民から出没の一報が入ると、受付担当者は、手元の地図上にピンを立てるだけ。その瞬間、関係者全員のスマートフォンやタブレットの地図に看板が表示される。
ハンターは、軽量・小型のGPSロガーをリュックに入れて現場に向かう。端末や画面の操作は一切不要で、ハンターの位置・移動軌跡はリアルタイム・高精度に地図上に表示される。全員が互いの状況を手にとるように把握できる。
(坂土直隆)